コンジローマは洗いすぎでもなる?

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コンジローマと言えば性感染症の中でも比較的知名度が高い部類に入る病気で、名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、一般的にコンジローマの感染経路は性的なコミュニケーションによるものという認識が持たれています。
これはたしかに間違いではありませんし、ほとんどの場合で性的なコミュニケーションがあったときに感染しているので、中にはパートナーや配偶者の浮気を疑ってしまうこともあるのではないでしょうか?

そこでまず理解して欲しいのがコンジローマに感染してしまう原因についてで、これは性交渉を行う相手あるいは自分が感染している場合にかかることがありますから、相手がコンジローマに感染してしまった原因が自分にあることも考えられます。
自分は浮気など一切していない!という人は納得できないかもしれませんが、コンジローマの感染は皮膚や粘膜の小さな傷から起こるものなので、たとえば洗いすぎが原因でかかってしまうこともあります。

お風呂で綺麗にしようとデリケートゾーンを念入りに洗いすぎてしまった結果、コンジローマの菌が入ってきてしまい感染するケースもあるのです。
したがって性交渉が未経験な人や最近まったく性交渉をしていないという人でもコンジローマにかかる可能性はありますし、菌の潜伏期間は1か月〜3カ月程度と言われていますから、かなり前に感染していても自覚症状が出るまでに時間がかかることも少なくありません。

このようにコンジローマにかかった=浮気をしていると考えるのはいささか早計な判断なので、それだけでパートナーを疑うのはあまりよくないでしょう。
とは言え感染してしまった本人からすれば浮気をしているしていないに関わらず恥ずかしいでしょうし、一刻も早く治療をはじめたいと考えているでしょうから、まずは性感染症の治療をしてくれる病院やクリニックを探してください。
これは男性の場合は泌尿器科やメンズクリニックで、女性の場合は婦人科やレディースクリニックになります。

最近では性病をしっかり扱ってくれるところも増えていますし、検査も比較的短時間で結果が分かるので、治療しやすい環境が整っています。
しかもプライバシーに配慮してほかの患者さんと顔を合わせずに治療ができるところもあるので、人に見られるのが恥ずかしい…という人はそういったところを利用してください。
病院やクリニックに関する情報はホームページなどに掲載されているのでチェックしてみましょう。