コンジローマの注意点

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コンジローマは性感染症の中でもクラミジア、淋病に次いでなりやすいと言われており、一度感染してしまうと自然治癒するのが難しいので、必ず泌尿器科などのある病院やクリニックを受診しなければなりません。
コンジローマに限らず性病の多くはこういった特徴を持っていますから、自分だけで判断するのではなく、適切な治療を受けるように心がけてください。

コンジローマに関する注意点はいくつかありますが、まずは何と言っても潜伏期間が長く、自覚症状が出てくるまでに時間がかかるというところでしょう。
潜伏期間は短い人でおよそ1か月程度、長いと6カ月程度かかる人もいますので、その間自分がコンジローマに感染していることに気付かず生活してしまいますから非常にやっかいです。

しかも感染経路は基本的に性的なコミュニケーションによるものなので、たとえばパートナーや配偶者がいる場合は性交渉をする機会も多いでしょうから、パートナーや配偶者にも感染してしまうリスクが高くなります。
逆に自分が感染していなくても、性交渉した相手が感染していれば自分も感染してしまう可能性がありますので、お互いに注意しておく必要があります。

症状の特徴としてはまずちょっとした痒み程度からはじまりますので、少し蒸れたからかな?といった勘違いをしやすいのですが、だんだん痒みが強くなっていきイボのような湿疹が広がってきて見た目にもおかしいというのが自覚できるようになります。
男性の場合は陰茎の周辺に出てくることがほとんどで、「カリフラワー状」「ニワトリのトサカ状」のイボイボという表現をされることがしばしばあります。
この状態になってしまったらもう完全に感染している証拠ですから、早急に泌尿器科やメンズクリニックを受診して治療する必要がありますし、そのままにしておくと陰茎ガンの原因にも繋がってくるので絶対に放置しないでください。

このようにコンジローマは性的なコミュニケーションによって感染すること、自分が感染していなくても相手が感染していれば自分にもリスクがあること、自然治癒はしないこと、潜伏期間が長いことなどの特徴がありますので覚えておきましょう。
こういった注意点を踏まえてできることはまず性病の検査を定期的にやっておくことで、これは男性であれば泌尿器科やメンズクリニック、女性であれば婦人科やレディースクリニックで可能ですから、恥ずかしいからといってそのままにせず定期的に受けておきましょう。