コンジローマは自覚症状がないって本当?
性感染症の1つであるコンジローマは、実は自覚症状があまりない性病と言われています。
事実、感染したとしても特別大きな痛みがあるわけでもなく、かゆみすら出ない人も。
見た目は少し変わることもありますが、自分の性器をまじまじと見る人はあまりいないため、コンジローマに感染していたとしても気づかないということが普通にあります。
中には数年単位で気づかずに放置している人もいるなど、厄介な性感染症ですね。
実際に命に係わるということはほとんどありませんが、コンジローマも立派な性病。
そこはちゃんとした知識や技術のある専門医に相談して治療していくことが必要です。
放置したままだと見た目が最悪なのはもちろん、イボが増えてより広がる可能性もあり。
だからこそ、治療は早めに済ませておいた方が良いわけです。
コンジローマを知らずに10年放置!
ある人はコンジローマに感染しているにも関わらず、10年も放置してしまった人がいるようで、症状が悪化してからようやく気づくという人も多かったりします。
逆に言えばそこまでコンジローマは自覚症状があまりない病気なのです。
特に男性は性器が突出しているので確認しやすいですが、女性はなかなか難しいです。
女性は性器も股の間に隠れていることから、自分で意識して見ないことには見えません。
それこそ鏡を使って見ない限り、コンジローマを見つけることもできません。
その他の性病であれば症状も他に出てくるのでわかるのですが、人によってはパートナーに指摘されてようやく気づくなんてこともあったりします。
「なんかブツブツしてるよ」と言われて初めて気づくというのは恐ろしいですよね。
くれぐれもそこは日頃からコンジローマにならないよう、敷いては性病全般に感染しないように性行為の際にもコンドームの着用などを徹底した方が良いです。
コンジローマの放置は危険?
コンジローマ自体が命を奪うような危険な病気とは、正直なところ言えません。
ただ、コンジローマも立派な病気の1つということもあり、放置するのは危険です。
何が危険なのかというと、自分よりも周囲の人が危険ですね。
コンジローマを持っている人が肉体関係を持つと、それによってコンジローマがさらに広がっていく危険性があり、さらにその人が別の人と肉体関係を持てば……。
このように感染が拡大してしまう可能性も十分に考えられます。
ぜひ、そこはコンジローマを放置しないよう気をつけてください。