コンジローマの治療期間

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性感染症はやっかいなところが多いのが特徴で、特に10代〜30代の若い世代がかかりやすいことで知られていますが、中でもコンジローマは注意が必要な性感染症のひとつとして認識しておいてほしいです。
コンジローマはクラミジアや淋病に次いで多い性感染症のひとつで、基本的に空気感染することはありませんので、性的なコミュニケーションによって感染するケースがほとんどです。
まれに洗いすぎによる感染もありますので、必ずしも性交渉があったときだけに感染するわけではありませんが、可能性としては性交渉によるものが一番多いのでまず疑うべきところになります。

コンジローマのやっかいなところは菌の潜伏期間が非常に長いところにあって、短い人だと数日〜1か月程度で自覚症状が出てくることもありますが、長い人だと6カ月〜1年程度経ってもまったく自覚症状がない場合があります。
そうすると感染している人自身がコンジローマにかかっていることを知らないわけですから、当然その状態で性交渉をすれば相手にも感染してしまう可能性がありますし、そこからさらに広がっていくこともあり得ます。
性感染症は潜伏期間が長いものが多いのも特徴のひとつですが、コンジローマは特に長いので注意が必要ですし、予防法としては不特定多数の人と性交渉を持たないこと、そして定期的に性病検査を受けることがあげられます。

コンジローマの症状は男性を例にあげると「カリフラワー状」「ニワトリのトサカ状」のイボイボが出てくることがほとんどで、これは目に見てすぐわかる状態になりますから、できるだけこの状態がひどくならないうちに泌尿器科やメンズクリニックで治療をはじめてください。
治療期間は症状によって異なりますが、短い人だと数週間程度で完治しますので、自覚症状が少しでもあるなら早めに治療したほうが楽だと思います。
治療期間については個人差がある分正確なことがなかなか言えませんから、くわしくは治療してもらう病院やクリニックで話を聞いてください。

そしてどこで治療を受けるかというのも大きなポイントのひとつで、探すときにはインターネットを有効に活用するといいでしょう。
最近インターネット上には医療系の専門サイトがどんどん開設されており、各エリアの病院やクリニックの情報がたくさんチェックできるようになっていますし、ホームページとリンクしているので気になる病院やクリニックがあればすぐに情報収集ができて便利です。