コンジローマの治療費用は

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コンジローマはクラミジアや淋病などと同じ性感染症の一種で、ちょっとした傷口から感染してしまうので、感染経路としては性的なコミュニケーションによるものがもっとも多いのですが、中には洗いすぎによってかかってしまうこともあるそうです。
そこでここではコンジローマの特徴や、かかってしまったときにどのような治療をするのか、さらに治療費用はどのくらいかかるのかなどをお伝えしていきます。

まずコンジローマの特徴から説明していきますが、この病気のもっとも大きな特徴は自覚症状がなかなか出てこないところにあって、その原因は菌の潜伏期間が非常に長いことがあげられます。
クラミジアも比較的潜伏期間が長い性感染症として知られていますが、だいたい2週間〜3週間程度で自覚症状が出てくることがほとんどです。
しかしコンジローマの場合は短くても数週間〜1か月程度、長い人だと6カ月〜1年程度かかる人もいるみたいなので、なかなか症状を自覚することができないのです。

まれに自覚症状がまったく出ないまま菌がなくなってしまうケースもあるみたいですが、ほとんどの場合一度感染すると何らかの形で症状が出てきたり、菌が体内に残った状態になりますので治療が必要になります。
自覚症状が出てくれば治療もできますが、そうでない場合は自分がコンジローマに感染していることが分かりませんので、性交渉を持った相手に移してしまう可能性があります。
これを予防するにはやはり定期的な性病検査が一番で、これは男性であれば泌尿器科やメンズクリニックでできますから、1年に1回〜2回くらいはやっておいたほうがいいでしょう。

もしコンジローマに感染している場合は液体窒素による凍結療法や抗ウイルス薬による治療がメインになりますが、これらはいずれも治療を目的にしているので保険適用になります。
したがって治療費用はだいたい数千円程度で、外科手術を必要とする場合でも10,000円かかりませんし、抗ウイルス薬のみの治療であれば2,000円程度で済みます。

それほど高い治療費用になるわけではありませんので、早めに受診して治してしまったほうが楽ですし、パートナーがいる場合は安心して性交渉できるのでメリットも多いです。
また万が一のときに備えてかかりつけ医を持っておくと、性病検査も保険適用で受けられるなど融通が利きますので、いつでもかかれる病院やクリニックをこの機会に決めておくのもいいかもしれません。